お気に入りのジュエリーだったはずが、流行が過ぎてすっかり身につけることがなくなったという人はいませんか。今では引き出しの奥に眠っていて、掃除中に「こんな物もっていたんだ」と、もっていたことを今まで知らなかったというケースです。
今回は、全く使わなくなったジュエリーを高値で買取ってもらおうという記事です。心当たりのある人は、一度引き出しのなかを探してみましょう。
ジュエリーとは
ジュエリーという言葉と同じ意味で用いられるアクセサリー。この2つは、細かくいうと、意味が異なります。ジュエリーは、金や銀、プラチナなどの価値の高い貴金属を使用して作られた装飾品を指します。
それに対し、アクセサリーはネックレスやベルト、ブレスダイエットなどの装飾品全般を指して使います。アクセサリーよりもランクが高い装飾品をジュエリーと考えると良いでしょう。ジュエリーには基準がありますので注意してみることが大切です。
買取業者選び
査定をだす前に、買取業者は時間を使ってでも選びましょう。というのも、買取業者によって査定額が異なるため、市場相場よりも低めに査定されたり、逆に高い値段で査定したりします。今は貴金属の専門店のみならず、古着やブランド品を買取業者も積極的に貴金属を査定しています。
ジュエリーを高額買取してもらうためにも、業者選びは徹底しましょう。
買取実績が豊富
豊富な買取実績は、その買取がうまくいっている証拠といえます。査定額に満足してもらわなければ、お客さんとの買取実績も伸びず、経営も困難になります。実績の豊富な業者はユーザーの満足度が高いと考えられるため、買取実績の多い業者を選びましょう。ネットで調べると買取事例を公開していますので、良質な買取業者選びの参考にしてください。
しっかりした説明ができているか
対応時にしっかりした説明のできる買取業者を探しましょう。鑑定には知識が必要です。
たとえば、ジュエリーの種類や金の配合率(10K~24K)をこちらから説明する前にと教えてくれるなどです。価値ある物だからこそ、納得できる理由で買取ってもらいたいですよね。
査定額を提示後、買取額の理由や現在の相場など具体的かつ詳細に説明してくれる買取業者を選びましょう。
個人情報の管理体制がよいか
買取ではトラブルが発生した時のために、誰と取引したのか個人情報を求められます。しかし、買取業者の個人情報管理が曖昧だと、情報漏えいのリスクが懸念されます。そのため、個人情報の管理体制が整っているところが望ましいのです。
一般社団法人JIPDEC(ジプデック)は、個人情報の管理制度の基準を設け、一定の水準をクリアした企業に個人情報の管理を審査・認定しています。基準をクリアしたその企業にプライバシーマークを付与していますので、買取業者にプライバシーマークがついているかをチェックしてみてください。
買取だけに限らず、個人情報漏えいによってさまざまなトラブルに巻き込まれる人もいます。セキュリティのよい買取業者を選びましょう。
ジュエリーの高価買取ポイント
ここでは、ジュエリーの高額買取が期待できるポイントを2つご紹介しています。
複数の買取業者に査定依頼
査定を1回で済ませてはいけません。複数の買取業者に査定を依頼し、見積もりをとりましょう。査定額が低いと断りやすいですが、妥協できる査定額だと、すぐに買取承諾してしまうかもしれません。しかし、そのアイテムをほかの買取業者が、もっと高い値段で買取ってくれ可能性はあります。
無料で見積もりを作成しているところもありますので、1店舗だけでなく、なるべくたくさんの買取業者に査定を依頼しましょう。
プロの鑑定士がいるか確認
ジュエリーの買取は高額な取引が予想できます。査定額に相応しい金額を見積もってくれる業者を選びたいところ。1つの目安として宝石鑑定士が在籍しているか確認しましょう。
宝石鑑定士(FGA)は、英国宝石学協会(Gem-A)や日本宝飾クラフト学院が講座を解説しています。学んだ知識を一定量に達しているか試験に挑戦。合格した者のみに宝石鑑定士の資格が与えられます。また、宝石鑑定士の資格を取得するためには150~250万円の費用が必要なため、強い意志がないと取得が難しい資格です。
民間資格ですが、宝石知識をもっているかチェックに役立つはずです。
こんなお店に注意!
買取業者のなかには、怪しいところもあります。全ての買取業者にいえるわけではありませんが、高額買取を狙うために怪しいと感じたところは、念入りに調べるか買取を避けるなどの手段をとりましょう。
買取を急かす
査定額を提示したのち、買取を焦らせるお店は注意しましょう。
特に、出張買取サービスを利用した時「遠くからわざわざきてくれたバイヤーさんに買取を断るのは気が引けてしまう」と思い、その場の流れで買取を了承してしまう可能性があります。バイヤーさんにムダな時間を過ごさせたのかもと考えるかもしれません。ですが、そこを問題にする必要はありません。査定額に納得できなければ、そこのお店はいったん見積もりを作成するよう依頼しましょう。
買取業者は買取ったアイテム(再販するための商品)を損のない範囲で、買取ります。高く買取ってくれるといっても、再び商品にだした時は買取額以上の値段で売ります。きちんと利益を得ていますので、流れで買取を決める必要はないのです。
強化買取キャンペーンが過剰
気をつけておきたいのが、キャンペーン価格が過剰な買取業者です。たとえば、「現在35%の強化買取中」と広告していた場合です。魅力的な広告文句ではありますが、それが本当に実施されているのかを確かめることはできません。もしかすると、客数を増やすための方法かもしれません。
本当に買取率をアップさせている店舗はあるかもしれませんが、そのまま鵜呑みにせず、一度その買取業者を調べてみましょう。
ジュエリーの買取実績
ここでは、ジュエリーの買取実績を紹介します。どのように買取が行なわれているのか参考にしてください。
スパルタカス・ブレスレット(カルティエ)
ブランド品や貴金属など、さまざまな不用品を買取エコリングでは、2020年5月の買取実績を公開。東京中目黒店では、「スパルタカス・ブレスレット」(カルティエ)の8万円で買取っています。同店舗で「トンド・スノートップ」(ブルガリ)を2万円の買取がありました。ノーブランド物でも、買取実績があります。公式ページに、「査定金額なった理由」を記載しているため、理由を参考にしながら高額買取の傾向をみるとよいでしょう。
インゴットネックレスの買取事例
新潟県上越市にあるさすがや上越アコーレ店の買取では、「インゴットネックレス」が4万5,000円という値段で買取されています(2020年5月)。
さすがや高崎菅谷店(高崎市店舗)では「Pt900 リング」(90%使われているプラチナ)を1万円という買取が行なわれました。
こうした、それぞれの店舗の査定額をみながら、自身のもっているジュエリーが一体どれくらいの値がつくのか目安をもちましょう。
納得できる査定額が出るまでの道
ジュエリーは、貴金属が使用された価値のある装飾品です。そのため、買取自体の相場が比較的高いと思われます。買取業者のなかで最も高額買取してくれるところをみつけることが大切です。
そのためにも、買取までにできることを全て実践しましょう。面倒だなと感じるかもしれません。しかし買取店によっては、無料査定や出張買取といった簡単に進めていけるサービスもあります。そういった便利なサービスを利用して、一つひとつ慎重に検討していくことが結果として高額買取に結び付くでしょう。